英語で年収が上がるか知りたい人
「英語を頑張ったら年収って本当に上がるのかな?英語学習にはお金もかかるから、英語学習の価値が知りたいです。モチベーションの維持にも繋げたいので英語力と年収の関係を教えて下さい!」
このような読者の疑問を解決していきます。
この記事の内容
- 英語力を高めると年収は確実に上がる(データあり)
- 英語で年収を上げるなら需要が必要→実務で考える
- 英語で年収を上げやすい環境を手に入れる方法
皆さん、こんにちは。
IF30を管理している、ほろほろ(@investfrom30)です。
英語のおかげで人生が豊かになってきたような気がしています。
私は英語学習のおかげで順調に年収が上がった30代の一人です。
私の場合は外資系企業に転職して、週に数回の英語実務をこなしている程度のレベルです。
それでも年収が急上昇しました。結論、英語の力は半端ないと思います。
昨年の源泉徴収票です。34歳にしては有り難い年収を提示して貰えています。
新卒のときの年収が350万円くらいでしたので、英語によって家族3人が十分生活できるくらいにはレベルアップができました。
経験者としてお伝えできる注意点がありまして、闇雲に英語学習を続けていても年収アップに繋がってきません。
大切なことは英語学習と年収を上げるための行動
詳しく解説していきます。
この記事を書いている人
この記事を書いているIF30の管理人ほろほろ(@investfrom30)は、10年の英語学習のグランクのあとに、勤務先で必須化となったTOEICに挑戦して4ヶ月で860点を達成しました。
3歳児の子育ての最中でしたので、1日の勉強時間は1時間程度しか確保できませんでした。
そのため、効率的な勉強方法を考えながらTOEIC対策しました。
(参考)TOEIC 860点超えを達成した勉強法【4ヶ月で攻略可能】
TOEICでのスコアも評価され、現在は外資系の医療機器メーカーで英語を使った実務を行っており、さらに英語力を高めている最中です。
私の経験から効率的なTOEIC対策の方法をまとめた、TOEIC 高得点ロードマップ【ここから始めよう!】もぜひ活用してください。
英語力を高めると年収は確実に上がる(データあり)
「英語の力すごい!」というのは私の妄想ではありません。
英語と年収の関係性は様々なデータからも見て取れます。
転職サイトが過去にたくさんの調査をやっていて、生々しいデータを確認できます。
後から効いてくる英語の力
以下に示すのは、バイリンガル向けの転職サービスを運営するDaiJobが2014年に実施したアンケート調査の結果です。
正確な平均額の記載がないものの、グラフから英語能力を持つことで年収の増加傾向が見て取れます。
若干の誤差はあると思いますが、グラフの目盛りから数字を抜き取ってみました。
男性のデータ
年齢 | ビジネス英語以上 | 英会話レベル以下 | 国税庁平均 |
---|---|---|---|
男性 20代 | 390万円 | 370万円 | 300万円 |
男性 30代 | 560万円 | 490万円 | 480万円 |
男性 40代 | 820万円 | 580万円 | 620万円 |
男性 50代 | 1,100万円 | 800万円 | 690万円 |
女性のデータ
年齢 | ビジネス英語以上 | 英会話レベル以下 | 国税庁平均 |
---|---|---|---|
女性 20代 | 350万円 | 290万円 | 270万円 |
女性 30代 | 460万円 | 420万円 | 310万円 |
女性 40代 | 590万円 | 390万円 | 300万円 |
女性 50代 | 780万円 | 300万円 | 280万円 |
ビジネス英語ができるようになれば、会社員として得られる収入が年齢を重ねるごとに上昇しやすいことが分かります。
男性の場合は管理職になりやすい40代の時に、とりわけ英語能力によって年収に大きな差が出ています。
女性の場合は、20〜30代の時に飛躍的に年収が上がっています。年齢を重ねても年収が減少しにくい傾向にあることも分かります。
国税庁平均とは国内で給与を得ている人の全体の平均値です。
英語をやっていると、日本国内の給与の平均値を超えやすいことが分かりますね。
英語が自分の将来を守る
先程のグラフは2014年のものです。
男性はビジネス英語ができなくても、年を重ねるごとに年収が上がりやすいですが、今後はどうでしょうか?
男性も女性もスキルがないと、簡単に年収が減ってしまう時代に突入していくと思います。
ビジネス英語を習得できれば、厳しいビジネス環境を力強く生きていけるわけです。
自分自身のキャリアを守るためにも英語学習はやる価値があります。
TOEIC800点から年収が上がりやすい
自分の英語の実力を客観的に評価するのは難しいです。
どれくらいの英語力があれば、年収アップに繋がりやすいのでしょうか?
転職サービスで有名なDodaで、2013年に行われた調査が参考になります。
このグラフから分かることは以下のとおりです。
- 400〜600点台のスコアであれば年収に影響があまりない
- 800点以上になると年収の増加が見られる
つまり、英語を勉強して収入を増やしたいと考えている人は、TOEICで800点を最終目標にすると良いかもしれません。
すでに800点を超えている人は次の章でお話する『英語実務の需要』がポイントになるかと思います。
800点以下のスコアは意味がないこともなく、700点前後あれば英語能力の証明に十分になるはずです。
このように過去に行われてきた企業調査においても、英語ができると年収が上がりやすいことが分かっています。
どうやってビジネス英語まで上達させる?
一方で、企業が求める英語レベルまで「どのように学習するべきか?」という疑問を感じるかと思います。社内で「英語のことなら○○さん!」と思われるレベルになりたいなら、独学や語学留学では限界があります。
ビジネス英語は正確性が求められることもあるため、ビジネス英語スクールなどを活用した方が結果的にキャリアアップに繋がりやすいです。
私が通っていたビジネス英語のスクールは半年で30万円ほどの料金でしたが、英語キャリアで昇進できたため費用対効果は非常に良かったと思います。
英語で年収を上げるなら英語実務の需要を確認
TOEICや英検などで英語力を示せるようになってきた人は、実務に移行したほうが良いかもしれません。
読者の皆様に一度確認をして頂きたいのですが、今いる会社に英語の需要はどれくらいありますでしょうか?
英語で年収を上げていくなら、この部分の確認をしないと後から絶対に後悔します。
当たり前ですが、需要のないところでは、どれだけ英語が堪能でも活躍できません。
自分の勤める会社に英語を使った仕事がどれくらいあるか考えてみて下さい。
- 海外の企業との交渉部門(プロダクトチーム)
- 海外の製品の販売企画(マーケティング)
- 海外の企業との取引(購買部門)
- 海外スタッフとの現地調査(営業部門)
前職では貿易商社の営業部にいましたが、そこでは英語実務は全くありませんでした。
現職の外資系の医療機器メーカーの営業部では、外国人スタッフを医療現場に連れていくアテンド業務で英語を利用する機会が多いです。
その会社にどれくらいの英語実務の需要があるか、事前に確認することは非常に重要だと思います。
英語で年収を上げる環境を手に入れる方法
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
英語で年収をあげるポイントをお分かり頂けたでしょうか?
今後どのように動いていこうか、考えている人もいるかと思います。
この記事の要点は下記の3つです。
- 年収が一気に上がるTOEICスコアは800点
- 英語の需要がある会社で働く
- できるだけ早く英語実務を手に入れる
最後にどうすれば英語の需要がある会社と巡り会えるか経験をもとに解説します。
私は英語を使ってキャリア形成を考えた時に、外資企業や英語実務の仕事を中心に紹介しているJAC Recruitmentという転職会社を活用しました。
エージェントと呼ばれる担当者が付いて、私の希望に沿った企業を紹介してもらえました。
慣れない転職活動の中で、具体的なアドバイスをしてもらい、当時は感謝しかありませんでした。
エージェントが手厚いフォローをしてくれるのは、内定者が3ヶ月以内で離職すると、エージェントの成果として認められないことも理由です。
そのため、かなり真剣に考えて企業を紹介してくれます。
私は事前に『英語実務がある営業職』を条件に提示していましたので、今の会社に出会うことができました。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。
これから、英語力を活かしてキャリア・アップを考えている読者の皆様の参考になれば幸いです。
もう少し背中を押して欲しいと思う人は、せっかくの英語をキャリアアップに活用するタイミングという記事をご覧ください。
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