英語を活かして転職したい人
「継続して英語を学習中!これまでに勉強してきた英語を利用して会社に転職したい!でも本当に英語を活かせるか、とても不安だ…。英語を活かした転職を成功させるポイントが知りたいです!」
このような読者の疑問を解決します。
この記事の内容
- 英語を活かした転職の成功条件
- 英語を活かした転職には高い英語力はいらない
- まずは英語を活かして『実績づくり』→実務を求めて転職しよう
皆さん、こんにちは。IF30管理人のほろほろです。
私は12年ほど英語学習をコツコツやっている34歳のサラリーマンで、27歳の時にキャリアアップを求めて、外資系の医療メーカーに転職しました。
以前まで「英語を活かしたいけど、今まで仕事で英語なんて使ったことないし不安だな…転職しても大丈夫かな?」こんなふうに悩んでいました。
- 自分の英語力で大丈夫なのか…?
- 自分の生活に関わる転職で失敗したくない…
- でもキャリアアップを望めない現状に満足もできない…!
英語力を活かした転職のポイントは、少しばかりの勇気と転職先の英語実務の需要があるかが大切になってきます。
このあたりを私の経験を踏まえながら、詳しく解説していきます。
この記事を書いている人
この記事を書いているIF30の管理人ほろほろ(@investfrom30)は、10年の英語学習のグランクのあとに、勤務先で必須化となったTOEICに挑戦して4ヶ月で860点を達成しました。
3歳児の子育ての最中でしたので、1日の勉強時間は1時間程度しか確保できませんでした。
そのため、効率的な勉強方法を考えながらTOEIC対策しました。
(参考)TOEIC 860点超えを達成した勉強法【4ヶ月で攻略可能】
TOEICでのスコアも評価され、現在は外資系の医療機器メーカーで英語を使った実務を行っており、さらに英語力を高めている最中です。
私の経験から効率的なTOEIC対策の方法をまとめた、TOEIC 高得点ロードマップ【ここから始めよう!】もぜひ活用してください。
英語を活かした転職の成功条件
私は社会人英語サークルに参加していたので、知り合いに英語を使った転職に挑戦している人が結構います。
自分の英語力を活かせる職場を見つけられて喜んでいる仲間は多いですが、中には「思っていた感じと違った…」と転職に失敗しているように見える人もいます。
想定していたよりも英語の需要がない会社に転職してしまったことが原因のようです。
よくあるパターンとして「輸入商社で働ければ、英語を使った仕事ができるはず!」と思って転職しても、英語を使って業務しているのは別の部署などが挙げられます。
「ホテルのグランドスタッフだったら確実!」と思っても、裏方の仕事ばかりで、外国人の宿泊客と接する機会がない…なんてことも普通にあります。
このような転職先でのミスマッチを発生させないために、事前に英語実務ができるか確認は必須です。
- 事前確認1:英語の需要が本当にあること
- 事前確認2:英語を使った実務をやらせてもらえるか
この記事の冒頭に、私は医療メーカーで営業職をやっていると書きました。
「営業職で英語使うの?」と感じた人もいるかと思いますが、それは会社によります。
私の場合はレポートラインに本社の外国人スタッフが含まれていたので、ある程度の英語力が必要でした。
海外との関わりが需要を生んでいる
私がいる会社では本社機能が海外にあるため、2ヶ月に1回くらいのペースで日本の医療機関に視察のため外国人が来日してきます。私はそこに同行する実務をやっています。
営業職ならこのような外国人スタッフのアテンド業務は多くあるはずです。
転職サービスに調査を依頼する
私が英語実務をできている理由は、正直に言うと自分の力ではありません。
転職活動の段階で、医療業界に詳しい転職サービスにリサーチをお願いして、営業職でも英語を使う企業を紹介してもらったのが一番の理由です。
利用しなければ、普通に失敗していたはずです。
転職の難しいところは『企業の内部事情が分からない・直接聞くこともできない』ことだと思います。
このブラックボックスを解決するのに、転職サービスは利用する価値があります。
英語実務に強い転職会社はJAC
世の中には数え切れないほどの転職サービスが存在します。
いざ調べてみると「どの転職会社が良いのかよく分からない…」と思われるはずです。
私はJAC Recruitmentという転職会社を利用しました。
業界的にも外資系企業や英語実務の仕事を多く紹介していることで有名みたいです。
エージェントと呼ばれる担当者が専任してくれて、こちらの要望に合わせてサポートして貰えたので、転職活動がスムーズにできた点は感謝しかありません。
私の場合は、最初にエージェントの人とビデオ電話で面談しました。
最初の面談でエージェントに伝えたこと
- 昇給率が高いので営業職を続けたい
- 英語の実務を取りいれてキャリアアップに活かしたい
- 仕事をしながら英語力も強化したい
私の転職活動ストーリー
最初の面談から2週間で5社を紹介してもらいました。うち2社と面接を行いました。
1社目はフィンランド本社の歯科メーカーで日本支部の立ち上げスタッフを探しているようでした。
英語力は問題ないレベルと言われましたが、管理職を探していたそうで年齢的に若いとお断りされました。
2社目は本社機能がオセアニア圏内にあり、日本でも10年ほど支社を運営している企業で2回の日本人社員との面接で内定しました。
その会社に7年おりますが、5年目の時にマネージャー職になりました。その際には本社の人事と営業部の外国人スタッフと英語での面談がありました。
どちらの会社の面接でも『どれくらいの英語レベルか?』ということは重点的に聞かれました。
私は入社してからミスマッチするのが嫌だったので、「日常会話はある程度可能、ビジネス英語は勉強中です」と正直ベースでお話をしました。
英語を活かした転職には高い英語力はいらない
「英語の実務ってどれくらいの英語力が必要なの?」と気になるはずですが、特許翻訳者や同時通訳者などの専門職でなければ、そこまで高い英語力はいらないと思います。
私は自分の英語力が足りなくて、他の人に迷惑がかからないか悩みました。
その時にエージェントの人に言われた言葉を今でも覚えています。
「英語スキルを持っている転職希望者は、即戦力という言葉につられて、企業の要望に120%応えようとします。でも、企業側は能力の50%くらいしか即戦力に使えないと理解しています。不足している部分は、実務をしながら補強していってもらおうと考えているはずです。」
この言葉にかなり救われました。そして、それは嘘じゃなかったです!
私の場合は上司から、「ビジネス英語を学べ」と言われて会社の負担でスクールに通いました。
まずは英語を活かして『実績づくり』
英語を活かした転職をして、そのままキャリアアップに進めていきたい人は「まずは英語の勉強を完璧にやろう!」と考えるかもしれません。
英語学習はもちろん大切ですが、行動を少し早めても良いかもしれません。
まずは実績にこだわろう!
私が経験したこととして、実体験に基づいた学習は、机上の学習の何十倍の価値があります。
英語実務の実績はすぐ手に入りませんが、英語学習は後からも十分にできます。
そして、年齢的に若いと英語力が未完成でも許容されますが、40歳を過ぎるころには「これから現場で英語を身につける」といった勢いだけでは、絶対に会社は許してくれません。
英語を活かした転職を成功させるポイント(まとめ)
最後の記事のまとめをしておきましょう。
- 転職先の企業に英語実務の需要が本当にあるか確認する
- 英語を使った実務をさせてもらえる環境なのか確認する
- 英語を使った転職に強い転職サービスを利用する
- まずは実務で実績を作ることが大切
このあたりを理解して、転職活動を進めれば、あなたにピッタリの企業と出会える可能性が格段に上がるはずです。
JAC Recruitmentは転職内定者が3ヶ月以内に離職すると、エージェントの成果になりません。(エージェントの評価が下がります)
つまり、あなたが本気で英語を活かしてステップアップしたいと考えているなら、エージェントも本気であなたをサポートしてくれます。
すべて無料で利用できますので、キャリアプランで後悔しないためにも、まずは相談してみてはどうでしょうか。
最後に
私がいる外資系企業が合併や倒産をして「You got fired!」(クビだ!)って言われても、1ヶ月以内になんとかする自信があります。
それは、ここ数年で英語の実務を通して『小さな実績』をいくつも作ってこれたからです。
大した英語力ではないですが、英語を使ってレポート、プレゼン、ホウレンソウができるようになったのは、自分自身の大きな自信に繋がりました。
「こんなことをやってきました!」と言えるのは、次の転職活動において権威性に繋がります。
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