TOEICのおすすめの参考書が知りたい人
「TOEICのテスト対策をやっていきたい!けれど世の中にはTOEICの参考書がありすぎて、どれが良いか分からない。効率的に短期間でスコアアップを目指すために、必要な参考書を教えて下さい!」
このような読者の疑問を解決します。
皆さん、こんにちは。
IF30のほろほろ(@investfrom30)です。
先日、4ヶ月の勉強期間を経てTOEICで860点を達成しました。
「参考書の種類ってこんなにあるの…?どれが学習しやすいんだろう?」と、かなり悩みました。
本屋に行ってザザザーとたくさんの参考書を確認。
その時、私は思いました。
「いろいろな参考書に手を出すと失敗するな」
たくさんの参考書で学習すると、順序立てて理解するべき知識が分散し、情報が重複すると考えたからです。
そのため、TOEIC対策を始める前に参考書を厳選しました。
それが功を奏したと感じています。
この記事を書いている人
この記事を書いているIF30の管理人ほろほろ(@investfrom30)は、10年の英語学習のグランクのあとに、勤務先で必須化となったTOEICに挑戦して4ヶ月で860点を達成しました。
3歳児の子育ての最中でしたので、1日の勉強時間は1時間程度しか確保できませんでした。
そのため、効率的な勉強方法を考えながらTOEIC対策しました。
(参考)TOEIC 860点超えを達成した勉強法【4ヶ月で攻略可能】
TOEICでのスコアも評価され、現在は外資系の医療機器メーカーで英語を使った実務を行っており、さらに英語力を高めている最中です。
私の経験から効率的なTOEIC対策の方法をまとめた、TOEIC 高得点ロードマップ【ここから始めよう!】もぜひ活用してください。
本当に役立つおすすめTOEIC参考書
私は必要最低限の7冊(3種類)の参考書でテスト対策をしましたので、その時の経験から解説をします。
まずは最優先で利用するべき、3つの参考書を紹介します。
おすすめの理由
- TOEIC全体をカバーできる
- TOEICに出題される単語を習得できる
- リスニングに必要な発音から理解できる
総合的な英語力を上げてスコアアップを目指す
おすすめの参考書の中に『発音』に関するものがあります。
「どうして発音を練習するの?」と疑問に感じた人もいるかもしれません。
総合的な英語力は以下の3つから構成されています。
- 単語
- 発音
- 文法
単語×発音×文法の知識をバランス良く習得することで、しっかりとした基礎部分を構築することができます。
私は外国語大学を卒業しているのですが、大学では発音に関する授業が多くあり、実際にそれによってヒアリングが短期間で向上しました。
このような大学のカリキュラムでも使われる教育ステップを参考にして、効率的なTOEIC対策ができる参考書を選んでいます。
ご紹介する参考書を繰り返し利用すれば、TOEICのスコアアップも効率的にでき、さらに英語力そのものを強化していけます。
それではカテゴリ別に利用するべき参考書をご紹介していきます。
- 総合対策
- 文法
- 発音(リスニング)
- 英単語
- オプション
目標スコアに対して、どのような参考書が必要になるのかご確認ください。
TOEICにおすすめの参考書:総合対策
TOEICの総合対策には、TOEIC公式問題集を活用します。
総合対策として公式問題集をおすすめする理由は、なんと言っても『TOEICの出題傾向が理解できる』ことです。
公式問題集を繰り返しやることで、出題傾向と自分の弱点を把握することができます。
これがTOEICの総合的な対策になってきます。
単語力の強化にも繋がる
販売されているTOEIC公式問題集を利用すると、TOEICに必要な英単語の80%〜90%を習得できるはずです。
問題に挑戦した後は、知らない英単語を漏れなくノートに書き出すなどして、後で暗記するようにしましょう。
公式問題集の効率的な使い方という記事でも詳しく解説しています。
TOEICにおすすめの参考書:文法
「文法問題が苦手だ…」と悩んでいる人は多いかと思います。
そういった場合は、TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 をやりましょう。
Part5の文法問題に特化した問題集ですが、Part6(長文穴埋め問題)やPart7(長文読解問題)にも応用できます。
文法を理解できるようになると、TOEICのリーディング・セクションは一気に点数を稼げるパートに変わります。
反対に、いつまでも文法から逃げていると、なかなかスコアは上がってきません。
学習量は多いが効果は絶大!
この問題集には1,000問以上の文法問題が掲載されていますので、気合を入れて取り組む必要があります。
文法問題はその文法に関する知識がなければ絶対に回答できません。
そのため、この問題集で苦手箇所を一つずつ無くしていくことが、後々大きなスコアアップに繋がってきます。
TOEICで文法問題でる1000問のレビューという記事で使い方も詳しく解説しています。
TOEICにおすすめの参考書:発音(リスニング)
「英語が聞き取れない…」と悩んでいる人は、発音について理解するために、英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができるをやりましょう。
実際に問題を回答して練習することも大切ですが、「どうして聞き取れないのか?」という原因を解決することをおすすめします。
覚えておいて欲しいのですが、自分で正しく発音ができない単語は聞き取れません。
音声:Long time → 認知:Wrong time
多くの人がRとLの発音の違いを聞き取れないのは、自分で正しく発音できないためです。
発音をしっかり理解すれば、リスニング力は予想以上に良くなります。
本書はそこまで難しい内容ではありませんので、1日〜2日あれば大体の内容は理解できます。
発音を理解する重要性と学習方法については、『英語耳』の使い方という記事で詳しく解説しています。
実践練習は公式問題集を利用する
発音の習得も進めながら、実際にリスニング問題も回答していきます。
それには公式問題集の付属CDを利用することをおすすめします。
TOEICにおすすめの参考書:英単語
「単語帳で語彙力を強化していきたい」と考えている人は大勢いるかと思います。
TOEICの効率的なスコアアップを目指すなら、利用するべき単語帳の条件があるってご存知でしたか?
「学生時代に買った単語帳がまだあった!」と適当なものを利用すると、テスト対策の効率を一気に下げてしまいます。
TOEIC対策の観点から言えば、TOEICテストに出題される単語がリストアップされた単語帳を利用することがおすすめです。
単語帳に関しては「TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター」があれば十分な語彙力を強化できますし、高得点も狙えるようになります。
TOEICに出題される単語は3000〜4000と言われており、同書での単語学習は非常に効率が良いものになります。
詳しくは「TOEICのおすすめの単語帳はどれ?【TOEICテストの95%をカバーする単語帳の選び方】」という記事で解説しています。
ここまで紹介した参考書を使えば、単語・文法・発音(リスニング)に必要な知識を習得でき、有効なTOEIC対策ができるようになります。
TOEICにおすすめの参考書:オプション
英語学習を始めたばかりの人は、もっと全般的な英語力を向上させたいと思うかもしれません。
ここからはオプションとして、TOEIC対策に取り入れる参考書を紹介します。
これからTOEICを頑張る人(英語力が少ない人)
まったく文法の知識がないという人は、やはり基礎学習からやるべきです。
ご紹介したTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問からスタートするもの良いですが、完全に英語力が無い人には、より解説が充実した参考書がおすすめです。
その場合には、一億人の英文法という参考書をおすすめします。体系的にまとめられていて、基本的な文法について十分な知識を得ることができます。
パートごとに集中したい人
そこそこの英語力もあってピンポイントで苦手なパートを補強したい人には『特急シリーズ』が良いかと思います。
私は趣味でいろいろな参考書や問題集を試していますが、パートごとに特化した参考書でおすすめできるものは特急シリーズだけかと思います。
最後の仕上げに無料でスタディサプリ
どうしても特定のパートに集中して、たくさんの問題を解きたいなら『スタディサプリ』を1週間無料で使う方法もおすすめです。
パートを絞って問題を回答することができますし、10回分のテスト(2000問)も追加料金なしで利用できます。
登録したあとに、すぐに解約しておけば料金は発生しませんので、本番前のテスト対策に活用できます。
ご興味があれば「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースの評判【レビュー記事】」という記事をどうぞ。
TOEICにおすすめの参考書:まとめ
- 総合:公式 TOEIC Listening & Reading 問題集
- 文法:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- 発音:英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
- 単語:TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター
- 基礎英語(オプション):一億人の英文法
- ピンポイント学習:スタディサプリ(無料で利用しよう!)
目標スコアごとには、以下のように今回紹介した参考書を揃えるのが良いかと思います。
効率的にスコアアップをしていきたい人は、是非ともご参考にして下さい。
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